微分法(Ⅲ)

 数Ⅱで一度習っていますが,その対象はせいぜい3次関数か4次関数ぐらいでしたね。ここからは三角関数や指数・対数関数の微分法を学びます。また,接線のみならず法線も出てきます。さらには,これも大事な「平均値の定理」や,不等式の証明,方程式の実数解の個数問題といった頻出問題が目白押しに登場します。ここで大事なのは何と言っても「合成関数の微分法」でして,これは後ほど学ぶ「不定積分の検算」に必ず出てきますので,とにかく反復練習をして,かなり正確かつ速く計算できるようにしましょう。
 大学で理系に進んだ教え子に聞いたところ,「微分や積分は,もう足し算や引き算のレベルで使いこなさないといけない」らしいですから,ひたすら練習ですよ。

ではまた次回。

Nasuno Kumao

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です